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2012 年 3 月 のアーカイブ

仕事場にて。。。春ですね。。。

2012 年 3 月 29 日 Comments off

春ですね。。。花粉は大変だけど、やっぱり気候が良くなるのは気持ちがいい。
皆さん、お元気ですか?
僕は少しだけ体調を崩してしまいしんどいながらも、仕事が山積みだったので、ごまかしながら日常を送っていました。そのせいもあって、なかな復調しません。治ったような治らないような。。。まぁ、気合で何とか日常を送っています。

さて、今朝の新聞の一面に更年基金に721人天下りと言う記事が載っていた。
テレビや新聞を賑わしているAIJ問題に関連している記事だ。
天下り…未だにこの言葉が存在していること事態があり得ないのに、その実態に怒りを超えて呆れてしまった。
まず、その人数にも驚いたのだが、内容が更に驚愕だった。
預かった資金の運用を担当していた9割近くが、資産運用に経験の無い天下りの国家公務員のOBなどが行っていたと言う。
年金は一生懸命に人生を掛けて働いた報酬の一部を、老後のためにこつこつと貯めていた大切なお金だ。その他人のお金を高額な退職金を受けた一部の国家公務員が天下りをし、更に高い報酬を得ながら、他人の老後の金を使って闇雲に高い利回りをうたう運用期間に飛びつき、結局は使い果たしてしまった。
天下った人たちは一体、どんな大人なのだろうか?
きっと、家族を持ち孫も居て家では威厳のあるおじいちゃんを演じているのだろうか?
高学歴でエリートコースを歩んで来たこの人たちは、一体どんな思考回路を持っているのだろうか?
社会全体が抱えている問題は全ての人たちに繋がっていて、自分だけが幸せになれるといまだに思っているのだろうか?
自分たちの子供や孫が大人になった時の社会を少しでも想像しているのだろうか?
僕たちの世代が必死になって自分たちの利益や欲を度外視して、未来のために頑張っている姿は目に入っていないのだろうか?
きっと想像もしていないし、目にも入っていないのだろう。
もういい加減にして欲しい。
少しでも良心と言うものが存在しているのなら、自分たちの残された人生の時間を、これからの下の世代が生きる社会が少しでも良くになるために助言を行う立場になって欲しい。
もし、それが出来ないのならせめて足を引っ張らないで欲しい。
使い切ることの出来ない金をためて、何をしようと言うのだろう。
これからの時代に必要なことは、金を貯めることではなく、どう使って行くのかだと思う。
僕はセイジを作り上げ、リバースプロジェクトを友介と立上げ、ここまでは自分の人生の中で想像が出来ていた。
しかし、これからの時間は想像がつかない。
少子高齢化が進み、原発問題が起き、地震と言う脅威が現実味を帯び、資本主義経済と言うシステムが限界に近づき、地球環境自体が悲鳴を上げ始めている。
これからの社会が迎える時間は僕には想像がつかない。
想像が出来ないからこそ、自分の経験と感覚全てを使って人生と言うライブのドラマに対応していかなければいけないと思っている。
何度も書いているが、それは自分の心の声を信じるしかない。
自分の心が何を欲して、何を求めて、何処に向かおうとしているのかを探すしかない。
心の中には悪心も良心も存在している。
良心は一番心の奥底に存在している。
だから、必死に自分と向き合い、良心を探しその声を体中に響かせ、エネルギーに変えてライブの人生ドラマに立ち向かっていくしかない。
以前、茂木健一郎さんと話した時に、君たちの情熱は何処から来るのか?と気かれたことがある。その時は答えられなかったが、それはきっと、自分と向き合って心の声を必死に探して、良心を見つけてその声を体中に響かせた時に、情熱が生まれるのかもしれないと今になって思う。
さぁ、自分の中にある、自分だけの情熱を探そう!
そして、誰にも言い訳をせず、自分だけのライブのドラマを演じよう。
そして、エンディングはハッピーエンドにして笑顔でドラマを終わらせるように、今を必死に頑張ろう!
では。また。

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事務所にて。。。3月11日を忘れない。。。

2012 年 3 月 8 日 Comments off

この文章は、1年前の3月に初めて友介と僕が仲間と一緒に、被災地へ訪れた時に書いたものです。
心の整理もつかず、見たこと感じたことをそのまま書いたものです。
東日本大震災は終わっていません。
いまだに悲しみと苦しみから解放されてない方々がたくさん居ます。
原発の問題も何も解決していません。
そこには、体を張って頑張っている作業員の方々が居ます。
放射能と言う、僕らの未来を大きく変えてしまった事実が、とてつもない脅威として僕たちの前に立ちはだかっています。
今の僕たちが出来ることはたくさんあります。
その中の一つが、決して風化させないことです。
そして、各自が出来る範囲で行動に移すことです。
それから、大切なことは、いつ何時、私たちの身に同じことが起きるかもしれないと言う事実に対し、心構えだけでも持っておく必要があります。
東日本大震災で被害に合われた皆様に、心からのご冥福をお祈りします。
尊い命を失った代償として、今を生きる僕たちが、未来のために一生懸命生きていく姿を見せて行くことだと強く思っています。
少し長い文章ですがお付き合い下さい。

そこは、高架道路を境に天国と地獄に分かれていた。

震災後の2週間が経った3月25日に、被災地である仙台市に、僕たちは行くことが出来た。同じ被災者でありながら、地元の有志で集まったボランティアチームが僕らを出迎えてくれた。彼らは、独自のルートでガソリンを確保し、自分たちが食べることもままならない震災翌日から炊き出しを始めたそうだ。
今では、仙台市のみならず、他の市へも炊き出しや救援物資を避難所などに届けている。
逞しいなんて言葉では言い表すことが出来ないほど、彼らは強く大きく見えた。
震災直後の状況や現状に関しての一通りの説明を受けた後、僕たちは彼らの先導で最初に荒浜地区へと入って行った。

高架下を超えて、最初に目にした光景は想像を絶するものだった。
かろうじて立っている大型ガソリンスタンドの天井部分と、鉄筋で出来た建物がそこに町があったことを証明するだけで、それ以外は、泥と瓦礫で覆われ、流され潰された車がそこら中に点在していた。自衛隊や警察や消防団の方々が、あちこちで長い棒で遺体の捜索をしているのが見える。
500メートルほど先に見える防風林は、津波が来るまでは、町の影に隠れて見えなかったそうだ。彼らの説明では、数日前までご遺体が道の端に並べられ、震災直後は電信柱にいくつものご遺体がぶら下がっていたと言う。
本来なら、穏やかな春の日差しに包まれ、海から流れる潮風が心地よく感じたはずだろう。だが、そこは津波によって多くの尊い人命が失われた町の残骸だった。

亀裂が走る自動車道を、車で1時間ほど走らせて僕たちは石巻市に向かった。
途中、山間に点在する被災地でもある集落は、津波の被害がなかったとは言え、地震で甚大な被害を被っているはずだ。
ひっそりと佇む集落を横目に、あそこには水はあるのか……
救援物資は届いているのか……
あまりの被害の大きさに自分の無力さを感じた。

市内に入ると、少しずつ津波の爪跡が見えてきた。
建物の壁に付いた泥の跡を見ると、被害の大きさが予想出来る。最初は膝下くらいの泥の跡が、じょじょに高さを増して行き、やがて、1階の天井付近にまで達すると町並みは一変する。電信柱はなぎ倒され、不自然な形で家と家の間に車が挟まり、信号機は倒されトラックがガードレールに乗り上げ並んでいる。漁船が潰れた車に挟まれ、コンビにの駐車場には幾重にも重なる車の残骸があった。
店の窓ガラスは割られ、商品は流されたのか持ち出されたのか、がらんどうとした店が目立っていた。あまりの非日常的な光景に、ただ言葉を失った。

トンネルを過ぎて、石巻市でも被害が大きかった港町に入ると、まず最初に異臭が鼻を突いた。家々は形を留めて残ってはいるが、1階部分はすべて津波の被害を受け瓦礫と土砂で埋まっている。両側に集められた瓦礫の山に囲まれた通りを往来する被災者の方々は、一様に疲れきって生気が失われているように見えた。
僕たちは避難所ではなく、街角にある焼肉屋の駐車場で救援物資を配ることにした。
大きな避難所には自衛隊の基地が設置され、仮説トイレや救援物資も届いている。
しかし、その避難所に行けない多くの被災者が町には存在している。
想像してみて欲しい、一般的な地方の町並みを。
石巻市は宮城県でも2番目に大きな町だ。そこには、無数の道があり、地域に別れて多くの住宅や商店があり、たくさんの住人が住んでいる。したがって、学校や施設から離れた場所にいて、避難所に行けない多くの孤立した被災者には、現状でも救援物資が届きにくくなっている。

僕たちはトラックからダンボールを下ろし、食材、洋服、雑貨と分けて、まるで青空市場のようにダンボールを並べていった。
救援物資の支給を近隣の被災者に知らせるために、ハンドマイクで告げながら車で町内を走らせると、それを聞きつけ被災者の方々があちこちから集まって来た。
その数はゆうに100人を超えていた。
僕はその中で、中学生か高校生に上がったくらいの一人の少女に目を奪われた。
ジャージは泥で汚れ、身体からは疲れがにじみ出ていて、何日も洗えていない髪はごわつき、顔はマスクで覆われていたが、何より印象的だったのが、絶望を通り越した何も感じていないような目だった。
一人で来ているということは、家族と離れてしまったのだろうか……。
それとも、亡くしてしまったのだろうか……。
そこから、想像出来るものは良いことなんて一つも無く、最悪の状況しか思い浮かばない。
僕は黙々と物資を渡しながら、少女を横目で追っていた。
そして、自分の順番が来ると、真っ先に少女は誰かのお古の赤いチェックの長靴を取った。
その時、一瞬だったが、彼女は微笑んだように見えた。
普段なら髪型や洋服に気をつかい、おしゃれを一番したい年頃のはずだ。
だが、天災とは言え想像を絶する恐怖と対面し、乗り越え何とか生き抜いて、何もかも失ったとしても、それでも明日を必死に生きようとしている。
赤ちゃんを抱えた若いお母さんは、必死で哺乳瓶を探し、家族も家もお金も全て失った老婆は僅かな食料と、古いコートを手にして僕に何度も頭を下げて帰っていった。
電気もガスも水道も無くて、夜は深い闇に包まれ、略奪にも怯え、孤独と絶望と恐怖に身を縮めながら、被災者の方々は幾夜も越してきたはずだ。
誰かのお古かもしれない赤い長靴を手にして、微笑む少女を見たときに、僕は大切なことを気付かさせてもらった。

生きる凄さを。

これが紛れもない事実で、いま僕たちが生活をしているこの日本で起きている現実だ。
僕らは3箇所で救援物資を配り、ようやくトラックの荷台が空になった。
最後に訪れた避難所は、自治会館のような場所に自然に集まった200人あまりの避難所だった。そこには、ちゃんとリーダーが存在し、子供から大人まで皆が率先して働き、お互いで助け合う一つのコミューンのような場所になっていた。
別れ際にリーダーは、
「最強の避難所を目指すんで、これからもよろしくお願いします!」
と笑顔で頭を下げていた。
走り出し離れる僕らの車に、皆がいつまでも手を振っていた。
後で聞いた話しだが、実際には、リーダーの彼は津波で妹さんを亡くしていたのだ。
本来なら、悲しみのどん底にいるはずだが、一切そんなそぶりを見せずに、明るく必死に生きようとしている。殆どの人が、とてつもない悲しみを背負って、必死に生きている。

僕らはわずか3箇所の避難所に行っただけだ。
それでも、多くの救援物資を必要としている事実に気付かされた。
では、東北から関東に掛けての太平洋側にはどれだけの避難所があり、どれだけの被災者がいるのだろう。
命を失った方々が何千人、何万人…
避難をしている方々が何千人、何万人…
テレビで観ている僕らは、どこかで、人の命と悲しみを数字として捉えていないだろうか。
そこには、計り知れない悲しみと苦しみがあることを、もう一度それぞれが考えなければいけない。
計画停電や原発も非常に重要で、僕らに直結する大きな問題であることは分かっている。
だが、それ以上に、今この瞬間に苦しみの中で必死に生きている被災者を第一に考え、行動を起こさなければいけないと改めて強く思った。
自衛隊が本格稼動し、救援物資も各地に行き届き始めている。
次に僕らに求められるのは、マイナスになったこの被災地の状況を、まず、ゼロに戻すことだ。
そのために、自分たちに何が出来るのか、それぞれの想像力を駆使し、実行力を発揮し、行動していかなければいけない。
誰かがやることを期待するのではなく、まずは、自分がやるんだと言う気概を持つことだ。
これは、自分以上の能力を発揮するチャンスで、鏡に映った自分を変えるチャンスでもある。

僕らは新しい未来を、創造・想像しなければいけない。

答えは人を思いやる気持ちから生まれる行動だと思っている。

ここから、もう一度、未来の社会を構築して行く。

無事に生きている僕たちは、命ある限り、全ての事象は自分に直結していることを想像し、明日を生きるために、今日を必死に生きなければいけない。
それが、多くの尊い命を失った代償として、今を生きる僕たちが胸に秘めなければいけない使命だと強く思った。

震災により、亡くなられた皆様に深い哀悼の意を捧げます。
被災された皆様へお見舞いを申し上げると共に、一日も早い復興を心より願っております。

                                        REBIRTH PROJECT 龜石太夏匡

僕たち      石村元希 (株式会社ウィンローダー)
         久保野永靖(J-WAVE)
         丹羽順子 (J-WAVE) 
         関根優作
         龜石 太夏匡 (REBIRTH PROJECT)
         伊勢谷友介 (REBIRTH PROJECT)

仙台市の有志達  佐藤正昭(仙台市議会議員)
         針生信夫(株式会社舞台ファーム)
         島田昌幸(株式会社ファミリア)
         高橋由志郎(株式会社ファミリア)
         児玉龍哉(株式会社ファミリア)
         板橋知春(株式会社スマートメディア)
         原山卓也(株式会社スマートメディア)
順不同

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